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加茂農林高校向け「おいしさDX特別セミナー」を開催しました

株式会社メビウス(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:加藤幸久、以下「メビウス」)は、12月8日(月)にメビウス新潟本社1F共創Lab.GARDENにて「おいしさDX特別セミナー」を開催しました。

本セミナーは、文部科学省が推進する「高等学校 DX 加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校である新潟県立加茂農林高等学校の生徒に、「おいしさDX」が目指す食とデジタル技術を融合した新しい価値創造を体感してもらうことを目的として実施しました。

当日は、野菜・花専攻の生徒約50名に向けて、おいしさDX産学官共創プロジェクトの構成団体である新潟市、新潟大学、メビウスから、本プロジェクトでの取り組みと将来展望について紹介しました。メビウスからはビジネスイノベーション本部 部長の林雅人が登壇し、「おいしさDX」の概要を説明しました。
「おいしさDX」は、味・香り・食感といった感覚的な価値をAIやデータ分析で数値化し、商品開発や地域ブランドづくりに活かすプロジェクトです。林は、これまで感覚に頼ってきた“おいしさ”を科学的に可視化することで、商品開発の効率化や高付加価値化を実現し、地域食産業の競争力を高める可能性を説明しました。さらに、データ活用による新しい食文化の創出や、地域経済の活性化に向けた取り組みについても言及しました。
セミナーに参加した生徒たちは、デジタル技術を活用した食の新しい可能性に関心を示し、講師の説明に熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見られました。

「おいしさDX」は、地域とともに未来を創る挑戦の一環です。今後もメビウスは「おいしさDX」の活動を通じて、ITと食を融合した新しい価値創造を目指し、地域の食産業の発展に貢献していきます。