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「おいしさ DX 特別講演会」に参画しました

株式会社メビウス(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:加藤幸久、以下「メビウス」)は、2025年11月27日(木)にクロスパルにいがたで開催された「おいしさDX特別講演会」に企画、運営として参画しました。

本講演会は、分子調理学の国内第一人者である宮城大学 食産業学群教授 兼 新潟大学 社会連携推進機構 特任教授の石川伸一氏を講師に迎え、「“おいしさ”の科学―Why、What、Howの問いから考える未来の姿」をテーマに開催されました。新潟市内の食品関連企業を中心に約35名が参加し、食の価値向上と地域産業の発展を目指す取り組みについて理解を深めました。

講演では、おいしさを構成する3つの要素(食べ物・人・環境)や、デジタル化の進展、最新の科学的アプローチが紹介されました。石川教授は「おいしさDXの最大の価値は幸福であり、食べて幸せになる体験を創出することがミッション」と語り、地域全体の幸福を目指すプロジェクトの意義を強調しました。質疑応答では、地域食材のデータ化や食器と料理の組み合わせなど、実践的な質問が多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。

また、メビウスからは、AIと業務システムを組み合わせ、データを活用した商品開発を支援する新サービスの開発状況について概要を発表しました。現在、県内の食品メーカーと連携し、実証実験やモニター利用を進めております。

メビウスは今後も、おいしさDX共創プロジェクトの認知拡大と価値創出に努め、地域の食産業のさらなる発展に貢献してまいります。