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一正蒲鉾株式会社とMR防災シミュレーターの実証実験を行いました。

株式会社メビウス(本社:新潟県新潟市、代表取締役社長:加藤幸久、以下「メビウス」)は、9/18(水)に、一正蒲鉾株式会社(以下「一正蒲鉾」)とともにMR防災シミュレーターの実証実験を行いました。
※MR は Mixed Reality(複合現実)の略称。 

■取組みの背景
メビウスでは、創業より関わりの深い製造業様の付加価値向上に寄与することを目指し、AI、MR 等の IT 分野における最新技術を用いたソリューションの製作に取り組んでいます。特に、再現が難しい火災などの自然災害について MR 技術を活用することで、よりリアルな防災訓練の体験を可能とする技術開発を進めています。

■実証概要
今回の実証では、一正蒲鉾様との共創プロジェクトとして、煙や防火扉などを MR 技術により再現し、火災現場を実際に歩く避難訓練の実操作検証を行いました。本システムは、MR ゴーグルを通して表示される 3D オブジェクトを操作して、普段利用することのない防火扉の開扉訓練や、避難経路と避難時の注意事項を確認することができます。
本システムを活用し、実際の災害をシミュレーションすることで、訓練効果の向上を図ります。

■実証結果
実際に体験された従業員の方からは「煙で前が見えないので、自然とかがんで歩くことになり、臨場感があった」「VR で制作された架空のオフィスで行う訓練と違って『普段自分達がいる建物で火事が起こったらこうなるんだ』ということが従業員に伝わりやすい」という嬉しいお言葉を頂戴しました。引き続き、操作性等に関する改良を加えながら、システム実現に向けた取組みを推進してまいります。

一正蒲鉾の公式サイトはこちら(※外部リンクに遷移します。)
https://www.ichimasa.co.jp/